北朝鮮が対米特別代表を「処刑」、米朝会談決裂で 韓国紙(AFPBB News) – グノシー

中国・北京の国際空港に到着した、北朝鮮の金革哲・対米特別代表(左から3人目、2019年2月19日撮影)。 【AFP=時事】北朝鮮が、決裂に終わった第2回米朝首脳会談で事前交渉を担った金革哲(キム・ヒョクチョル)国務委員会対米特別代表を3月に処刑していたと、韓国の朝鮮日報が31日、報じた。 朝鮮日報は消息筋情報として、「金革哲氏は3月、外務省幹部4人と共に美林空港で、処刑された」と伝えた。 金革哲氏は、ベトナムの首都ハノイで2月に行われた金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長とドナルド・トランプ米大統領による首脳会談の実務交渉を担当し、ハノイに向かう金委員長の特別列車にも同乗していた。だが、米国側に取り込まれ「最高指導者を裏切った」として、銃殺されたという。 共に処刑された外務省幹部4人の氏名は明らかになっていない。 このほか、朝鮮日報によると、米朝首脳会談の北朝鮮側の通訳シン・ヘヨン氏が、会談の席で金委員長の言葉を正しく訳さず、交渉を決裂させたとして、政治犯収容所に送られたという。 さらに、金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長も強制労働施設に収容されたと、同紙は伝えている。金英哲氏は、ハノイ会談に向け、非核化問題などでマイク・ポンペオ米国務長官との交渉に臨んだ人物。 こうした粛清報道に先立ち、北朝鮮・朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は30日、党に背き反革命的行為を犯した党幹部らに「冷徹な裁き」が下されるだろうと報じていた。 朝鮮日報の報道内容について、韓国統一省はコメントしていない。【翻訳編集】AFPBB News