北朝鮮 キム委員長側近が近く帰国 米大統領との面会内容報告へ

2回目の米朝首脳会談の開催に向けてアメリカを訪れていた北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の側近が、20日夜、経由地の中国・北京に到着しました。近くピョンヤンに戻ってキム・ジョンウン委員長にトランプ大統領との面会の内容を報告するものとみられます。

今月17日から3日間、アメリカの首都ワシントンを訪れていた北朝鮮のキム・ヨンチョル副委員長は、トランプ大統領などとの面会を終えて帰国の途につき、20日夜、経由地の北京に到着しました。

トランプ大統領は、来月下旬に行われる予定の2回目の米朝首脳会談について「開催国を選んだ。将来、発表する」と明らかにするとともに、北朝鮮の非核化をめぐって多くの進展を成し遂げていると強調しています。

しかし、北朝鮮が求めている、経済制裁の緩和や朝鮮戦争の平和協定締結に向けた協議、それに米韓合同軍事演習の中止について、どのように対応しようとしているのかは明らかになっていません。

キム委員長としては、今後、スウェーデンで行われる見通しの米朝双方の実務者による協議も踏まえて、アメリカから譲歩を引き出すための駆け引きを続けるものとみられます。