北朝鮮「超大型ロケット砲 発射実験 再び実施した」と発表 2019年9月11日 6時35分

2019年9月11日 6時35分

北朝鮮の国営メディアは、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の立ち会いのもと、10日、「超大型ロケット砲」の発射実験を再び実施したと発表しました。北朝鮮は今月下旬にも、非核化をめぐるアメリカとの実務協議に応じる考えを示していますが、発射を強行することでアメリカに揺さぶりをかけるねらいがありそうです。

韓国軍の発表によりますと、北朝鮮は10日、西部のピョンアン(平安)南道から東の方向に飛しょう体を2発発射しました。

これについて、北朝鮮の国営メディアは、11日朝、キム・ジョンウン委員長の立ち会いのもと、10日、先月24日に続いて、再び「超大型ロケット砲」の発射実験を実施したと発表しました。

国営メディアが公開した写真には、移動式の発射台から打ち上げられた飛しょう体がオレンジ色の炎を上げながら上昇していく様子が写っています。

発射のあと、キム委員長は「ロケット砲が飛行する軌道の特性や正確度、精密に誘導する機能が最終的に検証された」と述べたうえで、「今後、連発発射実験だけ行えばいいだろう」として追加の発射実験を示唆しました。

また、国営メディアは、キム委員長が「超大型ロケット砲」をはじめとする戦術誘導兵器の生産を最大に引き上げて、国防分野での目標を達成するための方針を明らかにしたとしています。

北朝鮮は今月下旬にも、非核化をめぐるアメリカとの実務協議に応じる考えを示しながら発射を強行することで、アメリカに揺さぶりをかけるねらいがありそうです。